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グローバルかつこまやかな視座から豊かな社会の実現に貢献したい。

  • 国際交流学科

今瀬 ひかる Hikaru Imase

2014年度卒業

自分の視野を広げ、大きな世界を感じたい。今瀬ひかるさんは、そんな望みを抱きながら聖心女子大学に入学した。聖心女子大学はリベラル?アーツ教育により、幅広い教養にとどまらず、専門知識を探求し、多様な観点を統合して「生きた教養」を身に付けることができる。

多様な文化や考え方に触れた大学時代

「1年次には心理学、教育学、キリスト教、アメリカ外交論などいろいろな授業を履修するうちに、『多様な文化や考え方に触れ、変化に柔軟に対応できる人になる』という目標が明確になりました。グローバル社会への関心が強くなったため国際交流を専攻し、副専攻でボランティアim体育官网_im体育平台-app|下载、また、日本語教員課程も履修しました」
とりわけ大きな体験だったのは、大学1年次に参加した10日間のネパール研修だ。
「現地の学生との交流や、女性の社会的な課題をテーマにインタビュー調査をしました。交流する中で、思いを伝えたいのに伝えられない悔しさを感じました」
途上国の現状に触れたカルチャーショック、英語力の未熟さに気付いたことは、今瀬さんの視野と活動をさらに外に向けていく。2年次にはニュージーランドでの語学研修に参加した。
仕事では英語を使うが、英語の基礎は聖心女子大学で身に付けたという。英語力を磨くため、現在でもビジネス英語などの勉強を続けている。

日本と世界を支える企業の熱い志に共感を覚えて

「日本や世界を支えるという企業理念の下、多くの責任やプレッシャーを感じますが、プロジェクトに少しでも貢献できた時や、先輩上司に必要とされる時、非常にやりがいを感じます」

在学中に10カ国以上を訪れた経験を経て、就職活動の際に抱いたのは「日本や世界の人々の生活の基盤を支え、豊かな社会の実現に貢献したい」という思いだ。
「就職活動の際に社員の方にお話を伺い、自分の夢や使命感を持ちながら働いている姿に感銘を受けました」
今瀬さんはビジネスサポートスタッフとして、事業投資先の管理業務、部内の決算や利益計画の作成、人事関連のサポート、総務業務などを行っている。

目の前の人を理解することが心地よい環境をつくり上げる

「私がボランティアについて学ぼうと思ったのも、東日本大震災の際に、東北にボランティアに行ったり、SNSで発信したりと何ができるかを常に考え、自分にできることを当たり前のようにしていた友人の姿を見たからです。周りの状況を考えて自ら動く姿勢は、その中で培われたのだと思います」

日々の仕事の中で心掛けているのは「一つ一つの物事ときちんと向き合って、理解して、真摯に対応する」ことだ。
「チームの人たちの状況を見ながら、何が必要か考えて自分から先に提案するようにしたり、相手の立場になって物事を考えたり。自分の視点を取り入れて、自分の存在感を出しながら働きたいと思っています」
今瀬さんがこのように考えるきっかけは、聖心女子大学で形成された「当事者意識」に根ざしているのかもしれない。

  • 国際交流学科
今瀬 ひかる Hikaru Imase
2014年度卒業

三菱商事株式会社
新産業金融事業グループ 企業投資?リース事業本部 リース事業部
歴史社会学科 国際交流専攻(現:国際交流学科) 2015年3月卒業
※ 2019年度版掲載。所属?肩書きを含む記事内容は、掲載当時のものです。

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