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「清楚に、したたかに」恩師の言葉を胸に刻んで

  • 英語文化コミュニケーション学科

山口絢香 Ayaka Yamaguchi

2015年度卒業

山口絢香さんが聖心女子大学に進学を決めたのは、im体育官网_im体育平台-app|下载で先生や在学生がとても親身に接してくれる態度に惹かれたためだった。
「アットホームな雰囲気が良いと思いました。また、将来の目標が定まっていなかったため、入学してから専攻を決められることも魅力に感じました」

人との出会いが進路決定の 重要な鍵となった

山口さんは一方で、卒業後は働き続けたいという希望を持っていた。聖心女子大学ではキャリアについて考える機会が多く設けられている。キャリアセンターが開催する多くのイベントや、授業内外で女性教員と女性の生き方について話をする機会があり、日常的に「どのように働くか」を考える姿勢が育っていたという。
現在勤める日本政策投資銀行に志望を決めたのも、学内セミナーでOGの話を聞いたことがきっかけである。
「仕事のやりがいについていきいきと語る先輩の姿がとても印象的でした。また、弊行は株式会社として収益を上げながらも政府系金融機関として東日本大震災への復興支援など、公共性の高い業務に尽力しているところにも強く共感したのです」

女性ならではの柔らかさと 芯を備えた社会人に

「卒業間近の頃、『女性を取り巻く環境が変化していっても、清楚さを忘れず、一方で芯を持ってしたたかに生きてゆける女性になってほしい』とおっしゃっていたのが強く胸に残っています」

入行当初に配属された人事部では、セミナーで感銘を受けた聖心女子大学の先輩からじかに仕事を教わるという嬉しい再会もあった。
「先輩は『マニュアルに沿うだけではなく、より良く業務を進めるにはどうすればいいか、常に考える』という意識づけをしてくださいました。これは仕事をする上での核になっています」
現在の部署は、ホテルや旅館などのサービス関連産業、ITなど成長企業、医療?福祉分野への投融資業務を担っている。山口さんは営業担当を事務面からサポートする役割だ。
「契約書の作成から入出金管理、行内手続きなど仕事は多岐にわたります。専門知識の更新も必要な一方、コミュニケーションを図りながら進捗をコントロールする能力も重要です」
仕事の場で、山口さんはふとゼミの恩師に授けられた「清楚に、したたかに」という言葉を思い出すことがある。

 

先輩の姿に学びながら 社会と関わり続けたい

「年代や部署を超えて、こうした絆が結ばれていることは本当に心強いです。ロールモデルとなる良き先輩方に学びながら、社会と人との関わりを大事に歩んでいきたいです」

入行して4年間、会社に行きたくないと思ったことは一度もないという。
「単純に仕事が楽しいのです。もちろん周囲や環境に恵まれていることは大きいと思いますが」
実は行内には聖心女子大学の出身者が多く、年に一度、食事会が催されている。各々の今の仕事についての話、大学時代の話題でおおいに盛りあがるそうだ。

  • 英語文化コミュニケーション学科
山口絢香 Ayaka Yamaguchi
2015年度卒業

株式会社日本政策投資銀行
企業金融第6部
英語英文学科(現?英語文化コミュニケーション学科) 2016年3月卒業
※所属?肩書きを含む記事内容は、インタビュー当時(2020年)のものです。

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