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可能性の蕾を花ひらかせてくれる学び舎

  • 日本語日本文学科

吉田直子 Naoko Yoshida

入学前から、おぼろげながらも将来は文学の道を究めたいと考えていました。そのためには専門的な知識だけではなく、さまざまな分野を学び経験することで、ことばに深みと説得力が生まれると思い、入学時に学科を選択するのではなく、1年間さまざまな学科の入門授業を受けることができ、2年次以降も教養科目として他学科の授業を履修できる聖心に魅力を感じ、入学しました。

聖心Radiostationの活動にて

課外活動も1つに絞らず、文芸部、聖心Radiostation、太極拳部に所属し、それぞれの活動で得たものはかけがえのない財産となっています。特に、友人や先輩後輩との関係のなかで、多様な考え方や価値観に触れ、自身の考えを押し付けるのではなく「伝える」ことの大切さ、相手の想いを「聴く」ことの大切さを学ぶことができたように思います。
また、教職員の方々の学生サポートが丁寧で距離も近いことも聖心の大きな魅力の一つです。興味や関心にそって、それぞれの場所から手を差し伸べてくださいます。
日本語日本文学科の「文章表現法」や「文芸創作入門」などの授業では、文学作品や芸術作品に触れたときに自分が感じたことを素直に言葉にする大切さを学び、「文芸創作入門」で短歌創作を学んだことは、本格的に歌を詠むきっかけとなりました。特に自作の歌を2021年の宮中歌会始に詠進したところ選を預かることとなり、「歌会始の儀」に参列するという大変光栄な経験をさせていただきました。これも聖心という学び舎が、自分自身の可能性の蕾に、豊かな水と光を注いでくれたからだと感じています。

  • 日本語日本文学科
吉田直子 Naoko Yoshida

川津誠(日本文学史、近代文学)ゼミに所属。本学で学んだ「他者への理解」という精神を、創作活動を通して社会に発信し、多くの方々と幸せを共有できるよう研鑽を積んでまいります。

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