自分の興味にあわせて学べる環境
聖心では少人数で学ぶことが出来るため、先生方のサポートがしっかりしていると感じます。一人ひとりの意見をしっかり受け止めてくださるため、自分の考えを他者に分かりやすくはっきりと述べることが出来るようになりました。
また、専攻の国際交流学科でも他学科聴講による教職課程の履修が可能なので、現在は学科の単位とは別に中学校社会?高校地理歴史?高校公民の3つの教職課程を履修しています。学科の授業に加えて、自身の関心や希望にあわせて履修できるのも、聖心の魅力です。
第二外国語は、中国語を選択しています。中国語は声調があるため発音が難しいのですが、もともと言語を学ぶことが好きだったことと、先生方が学修意欲を後押ししてくださることもあり、中国語検定の資格も取得しました。自身が日々楽しみながら成長していることを実感するとともに、努力したその過程で得た学びは一生の糧になると感じています。
国際文化交流の架け橋として
国際交流学科では、異文化コミュニケーションコースを選択しています。異なる言語圏で生活されている方々とのコミュニケーションには、言葉以上に、宗教、文化、歴史といったその方々のバックグランドを理解することが大切だということも、大学の学びのなかで得た新たな視点です。
また同様に、相互理解を深めるためには、非言語コミュニケーションが大きな意味を持つことも、授業のなかで学んでいます。特に異文化圏の方々とのコミュニケーションを円滑に進めるには、ボディランゲージが大きな意味を持つことを知りました。
2年次の終わりには、文化庁で一か月間インターンを経験しました。3歳からバレエを習っていたこともあり、演者が置かれている環境がかならずしも整っているとは感じられず、文化庁で行われている日本の芸術分野の底上げをする仕事に興味を持っていたため、インターンに応募しました。派遣された文化経済?国際課では、芸術家等が適正な環境下で円滑に活動できるためのサポートに奔走しておられる皆さんの姿を間近で拝見し、特に海外に日本の文化芸術を発信するための土壌づくりに努力されていることに感銘を受けました。
インターンでの経験をふまえ、日本の文化芸術の素晴らしさを世界に発信し、国際文化交流の活性化のために、自分なりに考察を深めていくつもりです。
- 国際交流学科
3年次からは、教育と言語の関係、特に第二言語(母語の次に習得する言語)の習得の臨界期についてim体育官网_im体育平台-app|下载したいと考えています。また、ゼミでは非言語コミュニケーションにおける表情や身体動作の役割についても、さらに学びを深めていきたいと思います。
※記事内容は2022年3月時点のものです。