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聖心での多様な経験が、困難を乗り越える力を与えてくれる

  • 心理学科

上山 舞唯 Mai Kamiyama

好奇心旺盛な私にとって、学科に縛られず、さまざまな学問を学べる1年次のカリキュラムはとても魅力的でした。
同時に、人としての倫理観を培うことのできるカトリックの大学であることも、大学を選ぶ上で大きな決め手になりました。

聖心は、「やりたいこと」を見つけたい人にとって、チャレンジできる機会が多い

ASEACCU2024(オーストラリア?シドニーのカテドラル)にて

聖心に入って感じるのは、「やりたいこと」を見つけたい人にとって、チャレンジできる機会が多いということです。
実際に私は、大学が主催している福島でのボランティア活動やASEACCU学生国際会議(※)、聖歌隊として学生ミサなどに参加する機会をいただき、こうした経験が自身の成長に繋がっていることを実感しています。
語学の授業では、他言語を学ぶということは、ことばだけではなく、その国で生活する人たちのものの考え方や?活習慣などを知ることがコミュニケーションを取るうえで大切ということを学び、3年次の前期に約8ヵ月フランス留学も経験しました。自分に合った留学先を探すのに、国際センターの方々が親身に相談に乗ってくださり、留学中も、悩んだり困ったことに対しての手厚いサポートをしていただき、安心して過ごすことができました。
就職活動についても、留学先からインターンへの申込み方法や、エントリーシートの書き方の指導などをしていただけたため、不安になることがありませんでした。小規模の大学だからこそ相談しやすく、コミュニケーションを密に取れるのだと感じています。

分かち合える仲間と先生が、私の背中を押してくれた

臨床心理学の授業では、実際に医療現場でケアをされている方のお話を伺う機会があり、相手の気持ちに寄り添うことの大切さ、相手を否定せず、その人の物語を共有することの大切さを学びました。同時に、この先、自分自身がケアを必要とすることは当たり前にあるということに気づき、他者のために生きることは自分自身を生きることに繋がることを実感しました。

ゼミでは、茶道ワークショップを自作しました。茶道は中学生から習っていましたが、大学で改めてさまざまな文献を読み、「礼儀作法」だけでなく、茶道の精神が、人と人とを繋ぎ、互いを理解しあうことに役立つのではないかと考えはじめたことがきっかけです。
ゼミの先生は、夏休み中であろうと、このために時間を割いて具体的なサジェスチョンやアドバイスをしてくださり、またゼミの仲間が一緒に考えてくれたことで、内容をブラッシュアップすることが出来ました。先生や仲間に支えられてワークショップを成功させることができたことは、自身の成長と自信に繋がっていると感じます。
こうした自分の「やりたい」を後押ししてくれる環境が聖心にはあります。

大学での経験がこれからの人生の指針に

これからの私の人生に大きな影響と自信を与えてくれたのは、やりたいことに、常に暖かく寄り添ってくださった先生方やシスター、友人たちとの出会いです。
ひとつのことを力をあわせてやり遂げた達成感は、課外活動の中で得られたものです。伴奏を務めた聖歌隊の活動では、聴いてくださる方々の心を癒せるような演奏を目指していますが、時にプレッシャーや緊張に押しつぶされそうになることもあります。そんなとき、仲間と声を掛け合い、励まし合うことでやり遂げることが出来ました。

大学では、専門的な知識を身につけられることはもちろんですが、自分自身がこれからどういう人生を歩んでいきたいのかを模索する時間でもあると思います。
留学、スタディツアー、課外活動、ボランティア活動、キリスト教学など、機会はどこにでもあります。自分が興味を持つことにチャレンジしてみてください。きっと新たな自分に出会えると思います。
聖心での多様な経験が、これからぶつかるかもしれない壁や困難を乗り越える力を与えてくれると確信しています。

  • 心理学科
上山 舞唯 Mai Kamiyama

※所属?肩書きを含む記事内容は、インタビュー時(2024年)のものです。

※ASEACCU国際学生会議(The Association of Southeast and East Asian Catholic Colleges and Universities/東南?東アジアカトリック大学連盟) ASEACCUには、オーストラリア?カンボジア?インドネシア?フィリピン?タイ?台湾?韓国?中華人民共和国マカオ特別行政区?日本の87校が加盟。

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