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Ecoマスクプロジェクト「第1回オンラインマスク製作教室」開催
2020年3月より始まった「聖心女子大学Ecoマスクプロジェクト」は、この夏、有志学生によるオリジナルマスクの製作、頒布を行う、学生発の復興支援活動として、本格的に活動を開始しました。
本プロジェクトは、学生のデザインによるオリジナル布マスクの製作、頒布を行い、それを通して得られたチャリティを、福島県のカリタス南相馬、ならびに「和サロン眞こころ」(東日本大震災以後、カリタス南相馬内に開設されている地域の方々の集会所。以下、眞こころサロン)の活動資金として献金する活動です。また、布マスクをお使いいただくことで、使い捨てマスクの環境への負担を考える機会を提供するものです。
その活動の第一歩として、2020年8月28日、かねてより布マスクを製作されている眞こころサロンによる「第1回マスク製作教室」がMeetを利用して開催されました。眞こころサロンの手作りマスクの品質は極めて高く、マスク製作の基礎を学びたいという学生の強い希望により、その製作工程に関するご指導を受けることとなりました。当日は学生が予め用意した質問にお答えいただきながら、さらなるコツや工夫も伝授していただき、今後のマスク製作の課題が具体的に見えてきました。また、マスク作りの話の合間に、東日本大震災以降、地域の復興支援に携わる眞こころサロンの活動について伺うことができ、被災地の現状についての理解が深まり、本活動の意義を改めて認識いたしました。
なお、次回はカリタス南相馬の所長様をお招きして「南相馬の今」について、オンライン講演会を開催いたします。