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人間関係学科がアイヌ文化交流センターでフィールドワーク実習
22年度前期に行われている人間関係学科の講義、「質的調査法1」では、5月31日(火)に東京駅の近くにあるアイヌ文化交流センターにおいてフィールドワーク実習を行いました。
実習では、最初に職員の方からアイヌ語についての説明を受け、受講生たちは普段の生活の中にもアイヌ語由来の言葉があることを学びました。その後、衣食住や信仰にかかわる文化を中心にお話いただき、ムックリと呼ばれる楽器の演奏体験をさせていただくことで、アイヌの人々の文化実践の一端にも触れることができました。最後は、衣服や道具といった展示物を、職員の方からの説明を受けながら見学し、実際の大きさや色合い、使用方法を確認しました。見て、聞いて、そして体験することで、受講生たちは、自身がこれまで持っていたアイヌ文化についての知識や理解を更新することができ、貴重な学びの機会を得ました。
(人間関係学科 専任講師 岩原紘伊)