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新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。
初日に輝いて始まった新しい年が神様の祝福に満たされ、人類家族の一人ひとりに平和と希望の光が届きますように、そして皆様とご家族が愛と喜びに包まれ、幸せな日々を送られますようお祈りいたします。
本学はお蔭様で今年、創立75周年を祝います。そのロゴマークとキャッチコピーは、公募により本学4年次生の作品が選ばれ、記念事業を紹介する創立75周年特設サイトに掲げられています。11月4日には記念ミサ?式典?シンポジウム?祝賀会を挙行して喜びを分かち合う予定です。
記念事業のコンセプトは、歴史と伝統を踏まえながら25年後(100周年)の聖心コミュニティの姿を思い描き、サスティナブル?キャンパスづくりを進めていくというものです。
4月からは新しい学長を迎え、リアルな対面形式の授業を全面的に展開する計画で、新たに編成し直した7つの総合現代教養科目群をもって、アフターコロナ時代のリベラルアーツを深めていきます。同時に、宮代グリーン?プロジェクトを推進し、教育im体育官网_im体育平台-app|下载の面でも学生生活の面でもSDGsの目標群を意識して、人と地球環境にやさしいキャンパスづくりに取り組みます。
そこには、聖心スピリットと紐づけられた「学生の学びの質保証」を最優先課題に、教室での学び(curriculum)を学園生活(campus)にあって具体化し、それを聖心コミュニティ(community)全体の堅固な文化(culture)へと築き上げていくとの、4つのCが埋め込まれています。
新年を迎えた今もなお、ウクライナ侵攻もCOVID-19も収束が見えず、自然災害も甚大化し気候変動の危機も増大するなど、心の痛む日々が続いています。そうした中でも、主イエスの「勇気を出しなさい。私は既に世に勝っている」(ヨハネ福音書16章33節c)という言葉を信頼し、学生たちと共に歩んでまいります。引き続きご支援とご協力のほどよろしくお願いいたします。
2023年元旦
聖心女子大学
学長 髙祖敏明