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英語文化コミュニケーション学科「翻訳を通した企業協力」でフィールドワークを実施
5月13日(土)英語文化コミュニケーション学科「翻訳を通した企業協力」の学生8名が埼玉県飯能市のメッツァビレッジでのフィールドワークに参加しました。
これまで、本授業では埼玉県飯能市のムーミンバレーパークと連携し、企画展の英語展示協力、パークをテーマとした英語教材の開発など、様々な企業協力に取り組んできました。連携3年目となる今年は、連携の場をパーク隣接地に広がるメッツァビレッジに移し、小学生を対象としたビレッジとその周囲の「ネイチャー?マップ」の翻訳への協力を行う予定です。
現地では、ネイチャー?マップのコンセプトについてうかがったあと、地域の環境をより深く理解するために、実際に近辺の自然観察路を歩きました。
学生たちは、株式会社メッツァのスタッフ、数々の図鑑?絵本?教科書の出版に関わっている阿部浩志氏をはじめとする環境?生物の専門家の方々とともに自然のなかを歩き、対象読者となる小学生の目線に立って、キツネの巣穴やムササビの食べた痕跡を発見したり、クスノキの森で樟脳のにおいを体験したり、食べられるキイチゴを味見したり、と五感を使って自然とふれあいました。自由参加のワークショップでバードコールを製作した学生が、森のなかでバードコールを鳴らして、その音に鳥が鳴き返してくれる、といった場面もあり、今回のフィールドワークは、英語でどのように子どもたちの自然体験の「きっかけ」がつくれるかを考える、よい準備になりました。
今後は、授業内でのグループワーク等を重ねてネイチャー?マップの翻訳に入ります。秋には、インターンシップとしてメッツァを訪れる子どもたち向けにワークショップを行う予定です。はじめての英語体験、自然体験、地域体験を支えるマップの完成をお楽しみに!