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人間関係学科「社会調査実習」で日本の伝統工芸技術を学ぶフィールドワークを実施

人間関係学科の授業「社会調査実習3」において、7月15日(土)にフィールドワークを行いました。学生は、「手漉き和紙てすきわし」「友禅染め」「つまみ細工」の3つの班に分かれてその歴史や成り立ちを学習し、工房に向かいました。

手漉き和紙作りの体験と聞き取りをした学生は「電子化が進みPCやスマートフォンで作業が効率化される中で、一つ一つの工程が繊細で意味を持つ和紙作りの技術は日本を代表する伝統技術に相応しい」と感想を述べました。ハンカチに手描き友禅の染色を体験した学生は、その繊細な作業に驚き、忍耐力や根気強く物事を続けていくことが未来を切り拓くことを感じたそうです。つまみ細工の職人と出会った学生は、ピンセットを使って唯一無二の作品を作ったことに達成感を感じ、後継者不足や購入者の減少などの課題も学びました。3年ぶりの対面調査で学生は貴重な学びの機会を得ました。

(人間関係学科 教授 石井洋子)

手漉き和紙作り
手描き友禅の染色
つまみ細工作成
つまみ細工