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中川僚子教授(英語文化コミュニケーション学科)分担執筆『耳のために書く』が出版
中川僚子教授(英語文化コミュニケーション学科)が分担執筆した『耳のために書く—反散文論の試み』(水声社)が出版されました。
『耳のために書く』は、英米文学?日本古典文学、文化人類学、環境文学等の視座から、近代の散文における<声の文化>の行方を考えた書籍です。
中川教授は、第Ⅰ部第3章を担当。ベネディクト?カンバーバッチが「クリーチャー」役を演じ、2011年にロンドンで初演された舞台版『フランケンシュタイン』を扱った本学大学院授業での受講生との応答の記録を再構成して、原作の<声>がいかに現代において更新されうるかを論じています。