1. HOME
  2. ニュース
  3. 「持続的開発目標(SDGs)を捉え直す~持続可能な都市部の食用緑化演習」学外研修報告

ニュース

「持続的開発目標(SDGs)を捉え直す~持続可能な都市部の食用緑化演習」学外研修報告

今年度前期、グローバル共生im体育官网_im体育平台-app|下载所の TULADHAR, Astha(トゥラダール アスタ)客員im体育官网_im体育平台-app|下载員による新講義、「持続的開発目標(SDGs)を捉え直す~持続可能な都市部の食用緑化演習~UrbanSustainability- Edible Greenery for Cities」が行なわれています。教室での座学のほか毎回「実習」があり、園芸学を専門とされる農学博士アスタ先生のご指導のもと、4号館の空きスペースで、十数名の履修学生たちが野菜やハーブを育てています。先生によると、大学生によるこうした食用緑化の活動は大変珍しいとのことです。

5月25日は、この授業の一環で、千代田区大手町にある屋上菜園等の見学に行ってきました。学生たちは各施設の案内人による説明を受けながら、次世代のサステイナブルな社会の実現に向けて、業種業態の垣根を越えた交流?活動拠点「3×3Lab Future(さんさんラボ フューチャー)」を見せていただいた後、大手町ビル屋上にある菜園?庭園を訪れました。晴天に恵まれた中、会員制のコンテナガーデンとなっている屋上菜園「The Edible Park OTEMACHI by grow」では、野菜を収穫する親子連れの姿が見られ、ビワ、ブドウ、ラズベリー、オリーブ、月桂樹など多様な植物が植えられており、人工芝生、デッキ、つる植物用のフレームなどもありました。2時間余りの短い時間でしたが、学生たちはところどころで案内人に対し、大手町?丸の内?有楽町地区における珍しい植物は? などの質問を活発に投げかけては、答えに聞き入っていました。今回の案内人の一人である三菱地所株式会社の桂島一氏によると、大手町?丸の内?有楽町地区には約5千の事務所があり、エネルギー需要地としても大きいが、工夫し脱炭素都市を目指しているとのことです。そうした都心の一地区における「緑化」の実例とその効果を皆が実感?体感できたひと時でした。

(グローバル共生im体育官网_im体育平台-app|下载所)