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史学科が阪神淡路大震災について学ぶ学外研修を実施
史学科の「日本史演習Ⅲ – 4(1)」(日本近代史ゼミ)が、2024年 9月10日?11日に兵庫県神戸市への学外研修を実施しました。
10日には神戸港周辺を訪問し、旧居留地跡に残る建物や、震災時の港湾の被災状況を保存した「神戸港震災メモリアルパーク」、海?船?港と川崎重工の歴史を展示した神戸海洋博物館?カワサキワールドを見学しました。
11日には、1995年の阪神?淡路大震災の経験?教訓を伝える「人と防災未来センター」と、旧外国人街であった北野異人館街を見学しました。
学生からは、「地形や歴史的背景を意識しながら実際に街を歩くことで、神戸の歴史や魅力をより深く理解することができた」、「その土地の歴史や文化に対する認識を深めるためには、観光名所などのプラスの面のみならず、震災などの負の部分への理解も必要であることを学んだ」「震災の爪痕が今も残された現場を目の当たりにして、災害対策の重要性を改めて痛感した」、(人と防災未来センターでは)「災害時の協力の大切さ、復興の努力と苦労を認識した」、「日本に住む以上、地震の被害を減らす、または対策を講じるといった意識が必要であることを学んだ」などの感想がありました。
(史学科教授 土田宏成)