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国際交流学科の学生らが「国際政治」をテーマに沖縄を訪問

国際交流学科グローバル社会コースの国際政治演習(ゼミ)では、毎年国際政治の「現場」を肌で感じるための合宿をしています。今年も沖縄県那覇市、糸満市を中心に、ゼミ生が主体となって考えたプログラムで学びを深めました。

沖縄戦の戦跡や平和祈念公園、資料館などでは戦争の現実に圧倒され言葉を失うこともたびたびありました。その後、航空自衛隊那覇基地では現在の緊張感高まる東アジアの中での沖縄、日本の状況、またそれに最前線で向き合っている方々と直接お話をし、さらに沖縄タイムズの記者の方とは基地負担などを受け止める現地の方々の思いについて詳しく意見交換を行いました。

学生たちは、現場に行かなければわからないことがあまりにたくさんある、相反する見解のなかで自分たちはなにをどう論じていけばよいのか、とこれまでの考え方を強く揺さぶられる体験となったようです。夜遅くまで議論を交わす時間は合宿ならではのものであり、東京では得られない非常に多くの気づきがありました。今後のゼミ活動、学生生活に大きな収穫となったことは間違いありません。

お世話になった沖縄の方々にこの場を借りて御礼申し上げます。

(国際交流学科教授 坪内淳)

ひめゆり平和祈念資料館の前で
那覇基地司令との懇談
パイロットの方からの詳しい説明
現地新聞社の記者の方との質疑応答