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教育学科が「地域文化学習」をテーマに長野県野沢温泉村で学外研修を実施

教育学科では各学年で少人数ゼミを履修します。3年次後期の「教育学演習2」(通称「3年ゼミ」)は、教員の指導のもと学問的探求を深めつつ各自の興味関心による卒論準備を始めます。

野沢温泉村学外研修では、「地域の文化学習」をテーマに多彩な経験をしました。野沢温泉村は温泉とスキーで知られていますが、村民が全世代にわたって文化の継承を担っています。小学校の総合的な学習の時間、こども園のお祭ごっこ遊びを見ると、子どもたちもまた地域文化の重要な担い手であることがわかります。とはいえ、何より楽しかったのは子どもたちとの雪遊びだったようです。

(教育学科教授 今川恭子)

参加学生の感想:
?多くの観光客が祭に訪れることで、神事である文化本来の目的から外れてしまう危惧など、インバウンドの影響による観光地の課題について知り、実情を肌で感じることができ、考えるきっかけとなった。
?湯仲間と呼ばれる共同体が温泉を守り、温泉文化が日常に根付いている。こども園や小学校では、授業や休み時間にスキーやそり遊びをする機会があり、雪国ならではの生活が新鮮だった。
?子どもたちが「道祖神祭ごっこ」をしており「火もってこいー」と団結する姿が印象的だった。外湯はとても熱いが、気持ちよくリフレッシュできた。
?子ども園の子どもたちは人懐っこく、遊んでいる時、女の子が膝の上に乗ってきてくれた。緊張していたので嬉しかった。

子どもたちと雪遊び(野沢温泉村こども園にて)
高野辰之(唱歌「ふるさと」の作詞者?国文学者)記念館にて