コード KA62-02
系列 系列:初等教育学
授業科目 音楽概論 2
副題 (子どもと音楽)
副専攻 K2
担当者 今川 恭子
単位 2
期?曜時 前期 木1
対象学年 2?3?4年
特記事項

授業概要
 主に幼稚園教諭を目指す学生を対象にした授業。身のまわりの音?音楽的事象の考察、ならびに、多様な音?音楽体験とその考察を通して、「子どもにとっての音楽」という問題に迫る。同時に、子どもの音楽的表現の育ちを支える保育者?教師の役割を理解し、必要な知識と技能を身につける。
課題?評価
 出席/レポート/授業内での発表
テキスト
 今川恭子?宇佐美明子?志民一成編著『子どもの表現を見る、育てるー音楽と造形の視点から』(文化書房博文社)
参考文献
 今川恭子ほか『おんがくのしくみ―歌って動いてつくってわかる音楽理論』(教育芸術社)、南曜子ほか『心を育む子どもの歌』(教育芸術社)
受講生への要望
 人数制限があるので初日の授業には必ず出席すること。内容によっては事前の準備、動きやすい服装での参加を指示することもある。
授業計画
 演習と講義と実技を組み合わせながら、以下のテーマに沿って学ぶ。
1.自分にとっての音楽―他の世代の人にとっての音楽―子どもにとっての音楽
 ?音楽学習歴の振り返り、他世代の人への聞き取り、子どもの観察などを通して考える
2.表現の発達を支えるものとは
 ?環境―身体―関係―イメージ:それぞれの意味と関連を考える課題の実践
 ?乳幼児の映像とさまざまな事例を通して考える
3.「音を介した表現」を動いて理解する
 ?紙を使ったワークショップ
 ?身体とリズムのワークショップ
 ?声のワークショップ など
4.子どもの音楽活動を支えるための知識と技能の習得
 ?音楽理論の基礎
 ?ピアノの弾き歌い
 ?楽器の扱い
 ?子どもの音楽活動を援助することの実際

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