コード EK37-01
系列 系列:人間関係
授業科目 日本の宗教2
副題
副専攻 E1
担当者 弓山 達也
単位 2
期?曜時 後期 月4
対象学年 2?3?4年
特記事項

学習目標
 現代日本の宗教状況に焦点をあて、基本的な知識を身につけ、その知識をもとに、宗教の有する可能性と限界、そしてその世界的な同時代性について、自分で考え、自分の言葉で語ることができる力を養う。
授業概要
 本講義は、日本の宗教1と対をなし、現代における個人的で新しい宗教意識であるスピリチュアリティを中心に、これが有する可能性や、同時にこうした宗教意識がカルト的な関係を生み出す諸条件を検討するものである。
テキスト
 講義中に紹介する。
参考文献?課題図書
 櫻井義秀『霊と金』新潮新書、2009
 藤田庄市『宗教事件の内側』岩波書店、2008
 櫻井義秀『「カルト」を問い直す』中公新書ラクレ、2006
 伊藤?樫尾?弓山編『スピリチュアリティの社会学』世界思想社、2006
受講生への要望
 受講者の人数、実習等で複数連続して休む受講者の比率にもよるが、何からの形で、「出席」以上の学生の参加(グループ活動やコメントシートの作成など)を組み込む。
評価方法
 講義内の成果物(コメントやレポートや試験)と講義への参加度を中心とする。配分や基準は、受講者数を見て、講義の第1時間目に作成する。
授業計画
1.オリエンテーション
2.カルトとは何か
3.カルトと宗教
4.カルトとその「救い」(1)
5.カルトとその「救い」(2)
6.洗脳とマインドコントロール(1)
7.洗脳とマインドコントロール(2)
8.中間総括
9.宗教をめぐる非寛容(1)
10.宗教をめぐる非寛容(2)
11.宗教をめぐる非寛容(3)
12.「救い」が憎悪と暴力に反転するとき(1)
13.「救い」が憎悪と暴力に反転するとき(2)
14.「救い」が憎悪と暴力に反転するとき(3)
15.まとめ
自由記述欄

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