コード
GG37-01
授業科目
東アジアの社会と文化(1)
副題
(歴史から見る近現代の中国社会)
副専攻
G1
特記事項
担当者
関 智英
単位
2
期?曜時
前期 木4
対象学年
1(A)?2?3?4年
学習目標
社会人として活躍する際に、最低限知っておきたい中国近現代の歴史的事象?人物に関する知識の獲得を目指す。特に日本との関係にもこだわり、現在に至る日中間の問題を考える契機としたい。新聞?テレビ?インターネットなどによる各種報道に触れた際、その歴史的背景?問題が想起できるようになることが理想。日本の隣国中国の近現代史を知ると同時に、日本?世界を見る目をも養ってほしい。
授業概要
地理的にも中国と不可分の関係にある日本。では我々はどれだけ中国を知っているか? 本講義では19世紀から現在に至る、中国の近現代史を概観し、基本情報を整理する。その上で、日本と中国との関係を考える手がかりを模索してみたい。また必要に応じて、時事的な問題についても言及し、そこから歴史的に遡ることもしたい。
テキスト
特に指定しない。適宜プリントを配布する。
参考文献?課題図書
?董国強編著『文革―南京大学14人の証言』(築地書館)を読んでおくことが望ましい。
?高校時代の世界史教科書?地図帳。
?岩波新書?中公新書?講談社現代新書などから、興味のあるものを積極的に読んでほしい。
受講生への要望
1日5分程度でもよいので、新聞に目を通す習慣をつけて欲しい。新聞の国際面を読んでおくと授業のきっかけになるだろう。また参考文献に挙げた書籍を各自読んでおくことが望ましい。
評価方法
?出席 35%
?授業への参加 35%
?試験 試験30%
授業計画
1.第1回 歴史のイメージ、事実と真実
2.第2回 清朝とは(制度を中心に)
3.第3回 清朝と世界(清朝の周辺)
4.第4回 清朝内部の変化(統一と分裂)
5.第5回 新政と中華民国の成立(孫中山と袁世凱)
6.第6回 中華民国Ⅰ(北京政府と南方政府)
7.第7回 中華民国Ⅱ(国民政府の成立と発展)
8.第8回 日中の対立Ⅰ(満蒙独立運動と満洲国)
9.第9回 日中の対立Ⅱ(盧溝橋事件と日中戦争)
10.第10回 日中戦争の勝利と国共内戦
11.第11回 人民共和国の成立と社会主義化
12.第12回 文化大革命と改革開放
13.第13回 台湾の歴史
14.第14回 支那通の見た中国
15.第15回 まとめ(日中の展望、確認)
自由記述欄
授業では問答?対話を重視したいと考えています。問いに如何に応えるか。授業のみならず、社会に出てからも常に求められる力です。正解は必ずしも一つではありません。間違いを恐れず、一歩前へ!
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